蛇を笛で操つる芸などは外国で見られるが、日本でも蛇は音に敏感な生き物とされていて、昔の日本の夜や現代でも田舎の夜のような静かな夜に口笛を吹くと、その音に呼ばれてやってくるといわれている。毒を持っていたり恐ろしい容貌をしていて、不吉なイメージが有る蛇に近づきたくないというのがこの迷信のはじまりであろう。
しかし、蛇は古来から縁起の良いものとされており、神仏の現世での現し身であると考えられていた。
昔から日本では猫が特別な力を持っていると考えており、死んだ人間に猫が近づくとその魂が乗り移って化け猫になると恐れられていた。こうした逸話から、猫を死人に近づけると良くないとする迷信が多くある。